2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「再生」がテーマの短編集。一つ一つの話は悪くないんだけど、こうも似たような流れの話を立て続けに読むと、飽きが来る。一気に読んでしまってはいけない本なのかもしれない。最後の短編「ハートストーン」は、ありきたりなんだけど、それでも心に響くいい…
「19歳のオレと39歳のユリの切ない恋の物語」だそうだけど、僕の心には全く響くところが無かった。プロットは面白いと思って借りたんだけどな〜。ストーリーはどうということもなく、キャラクターにも全然魅力を感じなかったし。
この本も「年収300万時代を…」と主張するところはかなり重なっている。自分にとって本当に幸せとは何なのかをはっきり見極めるべきだということ、そしてそれに向かって着手してみることが重要だと言うこと。着手することについてはなかなか実践できていない…
面白かった。とても面白かった。大学時代に、サークルの友達と無意味なことに真剣に取り組んだあのノリを思い出した。こういうことに手間と時間を割ける林さんたちは、十分に若いです。それにしても、皆さんとにかくテキストが上手。本職のライターは一人?…
全体としては、30代の男女のごく日常的な恋愛風景を描いた短編集で、その日常的なやりとりの中で心が動いていく様子が丁寧に描かれていて、好感の持てる一冊だった。その中で、表題作だけが強く異彩を放っていた。大人のドロドロとした性愛にまみれた純愛、…