2005-07-07から1日間の記事一覧

「図書館の神様」 瀬尾まいこ

何も残らない。何も感じない。こういう本は困ってしまう。この本と比べると、まだ森絵都の「永遠の出口」のときには「どうにも主人公の気持ちが分からない」という違和感が心に残ったような気がする、今考えると。しかしこの本はツルッとなめらかに滑ってお…