「ふたりジャネット」 テリー・ビッスン

SFの面白いアイディアと、しっとりとした情感の双方がうまくミックスされた、読んでいて楽しいSF短編集だった。ただ、「万能中国人ウー」シリーズは第1作「穴のなかの穴」がとても素晴らしかっただけに、2作目・3作目は要らなかったような…。