「ダ・ヴィンチ・コード」 ダン・ブラウン

ようやっと予約の順番が回ってきて借りることができたのだが、この本については売れ行きが示すとおりの面白さだった。キリスト教と異教との関係や、聖杯伝説とシオン修道会と美術との関わりについては、キリスト教に根ざす文化とは縁遠い僕にとっては「トンデモ」な臭いがプンプンしたものの、それを差し引いたとしても、多重に仕掛けられた暗号を解いていく様子や二日間に凝縮されたジェットコースター的な展開など、楽しめる要素が満載だった。

Amazonの書評を見ると、他の作品も同じような感じの小説らしいので、ちょっと間をおいて読んでみよう。