「武士道シックスティーン」 誉田哲也

女子高生二人の青春剣道小説。著者紹介によると「本書は著者初の、人が一人も死なない青春エンターテイメントである。」だそうな。

女子高生の二人の成長を描く物語、と書くとありきたりだけど、対称的な二人が交互に一人称で話を進めていく構成は面白かったし、成長していく過程も楽しめた。何と言っても、剣道とかの勝負の話になるとわくわくするしね。

続編を書いてくれたら是非読みたいけど…でも、あの終わり方だと無理かなぁ。

★★★★☆