2004-11-16から1日間の記事一覧

「夜のピクニック」 恩田 陸

ここ二〜三年では、綿矢りさの「蹴りたい背中」と並ぶ僕的ベスト。パーフェクトな小説だった。「歩行祭」という一見地味なイベントの中で、登場人物やイベントが完全に調和しつつゴールへと収束していく感じ。ほとんどの登場人物がいい人で、ちょっと昔読ん…